こんにちは
きれいな自分らしい字は
自信と心の豊かさを育む
香墨書道教室の川鍋薫です。
最近、心理学や心の仕組みを学んでいたら
字を書くことと心の関係性が自分の中で繋がってきていて!
書道教室のみんなの姿や言葉で一人で感動していたりします。笑
そんなエピソードも紹介中♪
先週更新したのは小4女の子の神発言
「私、褒められるのが好きなの。でもお習字は…」です!
これがまさに字を書くことの本質を突いていて!
格言だなぁと心に刺さりました。
子どもから学ぶことって本当に多いですね。
↓そのブログはこちら
この「褒められるのが好き」という女の子がまたもや神発言してくれました^^
今回の神発言は「私、失敗するの嫌い。」です!!
いやー、本当に、私はこの子が大好きだなぁと思いますw
この子はもともと字を書く感覚がかなり備わっていて、
うちの教室に来る前からある程度上手に書けていて困ることはなかったと思います。
それが仲の良いお友達と一緒に、とご縁あって教室に来てくれることになって。
今まで知らなかった「きれいな字の書き方」や「毛筆の技術」に出会うことになりました。
成長変化の過程 4段階のうち、
1段階知らない から できない
↓
2段階知っている けど できない、という段階です。
それを知らない時はできないと悩まずに済んでいたのに
知ってしまったからできない自分に出会って悩んでしまう時期。
苦しいんですよね。知らない方がよかった、と思っているかも…笑
だから、書くたびに現れる字を見て
できていない自分を感じることが嫌で
「失敗したくない」とお稽古中に手を止めることも多かったです。
私負けず嫌いなの、とも言っていました。
負けたくないなら練習して上手になったら良いのに、とも思いがちですが
「書いて失敗しなければ、負けない」から「負けないために失敗しない」を選んでいる状態です。
何ヶ月かその状態のまま見守っていました。
その間、前回ブログに書いた
「他の習い事は褒めて欲しくて頑張ってるけど、お習字はなんか自分が楽しい、って思うんだよね」という感覚
やる気のゼロポイントからの芽も芽生えはじめて
この「失敗するの嫌い」を声で出してくれた流れでした。
この時すごく嬉しかったですね。
「そうなんだね。私はここでたくさん失敗して欲しい、って思ってるよそのための場所だから」と伝えました。
成長変化の過程
2段階知っている けど できない
↓
3段階意識したら できる
に進むには、失敗をすることがどうしても必要です。
10回できなかった、その後1回できた
次は5回できなかった、その後1回できた
3回に1回できるようになった
1回できて、その次も連続してできた
こんな風に できない と できる を少しづつ繰り返して、
いつの間にか
本物の変化の完了
4段階、意識しなくてもできるになっていきます。
「早くできるようになった方がすごい」「一発でうまく書けた方がいい」
もしそんな概念を持っていたとしたらそれは幻。
失敗するのは、成長しようとチャレンジしてるから。
成長の過程を自分の力で進んでいる証拠です!
その子は「たくさん失敗してほしい」と言われてキョトンとした顔をしていましたが
私はこの子のこの先がもっともっと楽しみになりました^^
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3人の子どもの母 × 書道教室講師 の私が感じる
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