小筆を洗ってしまった時のおすすめ復活法

小筆を洗ってしまった時のおすすめ復活法

きれいな名前は整った小筆から

学校で使うお習字セットの中に入っている筆には、本文を書く太筆と、名前を書く小筆があります。

せっかく本文が上手く書けた!と思っても、その後の名前書きを失敗してしまうとショックですよね。細いきれいな線で名前を書けるように、小筆は毛の根元のノリ付けを保つことが大切です。

「お習字セットのお手入れ方法」というコラムで小筆のお手入れ方法を紹介しました。
小筆は水洗いはせず、濡らした紙等に線を書くように筆をすべらせて先端の墨汁だけを落とすと良いです。


今日は、それでも段々と毛が広がってきたり、誤って水洗いしてノリが取れてしまった…!という時の小筆の復活法をご紹介したいと思います。

小筆の根本を固める方法は色々あるけれど

小筆を復活させる方法はいくつかあります。

・ノリ付けをする
・糸で縛る

等、いずれもほどけた毛の根本を固定して、細い線を書けるようにする方法です。

小筆は毛先のまとまりがほどけやすいので、いろいろな復活方法を試してきました。

【ノリ】筆専用を探しましたが手に入れられず、ヤマトノリで代用。固める力が弱く1・2度使用後にほどけてしまいました。

【糸】凧糸や輪ゴムで根本を縛って固定。固定力はありましたが先端が中心からずれてしまい書き味がよくありませんでした。

その結果、私が一番良いと思った方法は「墨汁で固める」ものでした。使った後に筆を洗い忘れてカチカチに固まった状態の筆を思い浮かべてみてください…あの墨汁が筆を固くまとめる作用を利用してご自宅でも小筆を復活させてみましょう。

おすすめは、墨汁で小筆を復活する方法

方法はとっても簡単です。

⑴まずは水洗いをして筆をリセットします。自然乾燥でしっかりと乾かしてください。
固めていたノリが取れて根本からサラサラの状態です。

⑵乾いた状態の小筆に、根本からたっぷり、内側の毛にもしっかりと墨汁を含ませます。

⑶【重要!】余分な墨汁を落としながら、毛先をピンと整えます。

⑷この状態で乾かします。乾かしている間は、墨汁のついた毛がどこかに触れないように注意しください。

⑸2〜3日置いて完全に固まったら完成です!

⑹書く時には、毛先だけ(毛の4分の1くらい)を手でほぐして使いましょう。

※固まりが弱い場合は洗い流さず、再度墨汁をつけて乾かしてみてください。


特別な道具も必要なく、簡単な方法です。ぜひお試していただいて、整った小筆できれいなお名前を書いてくださいね。


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川鍋 薫  Kawanabe kaoru

1982年神奈川県川崎市出身。東京都大田区在住。

夫と3人の子ども(高校生長男、中学生次男、小学生末っ娘)5人家族+ミニチュアダックス1匹暮らし。

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両親の勧めで近所の書道教室に通い、字がきれいと褒められる嬉しさを知り

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そして会社勤めを続けながら、日本教育書道芸術院に通い師範免許を取得。

その後、子育てに専念するため6年半勤めた信用金庫を退職。

10年間専業主婦として家事と3人の子育てに専念する生活を経て

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