東京都大田区の小中学校では、毎年3月期が始まるとすぐに書き初め大会が行われます。
冬休み中に家庭での練習が宿題として出され、当日生徒たちが教室や体育館で一斉に課題を仕上げます。
その後学年ごとに選考され代表に選ばれた作品が池上会館に展示される、という毎年恒例の行事です。
うちの書道教室に通っている生徒たちも普段のお稽古の成果をみんなに見せたい!と意気込みます。
「字がきれいだね」「上手だね」と褒められることは本当に嬉しく本人の大きな自信に繋がるのですが、その自信が何倍にもなってまたその後の上達につながるのが「書き初め大会」です。
⑴普段の半紙よりも難易度の高い大きな書き初め用紙に「納得いくものが書けた」自信
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⑵展示され先生や友達、家族に見てもらい「褒められた」自信
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⑶さらに代表に選ばれれば自分の作品が「認められた」大きな自信につながります。
実際に書き初め大会で代表に選ばれた後、びっくりするほどの上達を見せてくれた当時2年生の男の子を思い出します。
一年に一度の書道行事。
ぜひ楽しく書き初めに取り組んで、自信につながる機会にしてほしいと願っています。
けれど冬休みの宿題「書き初め」は本当に大変な親子にとっていばらのような道で、一歩間違えると地獄のような(これは言い過ぎかも)時間となる一大事だということを私もわかっています。
まず自宅で書き初めを練習するハードルが高いですよね。ほとんどのご自宅では、大きな書き初め用紙を広げられるような空いているスペースなんてないことがほとんどだと思います。書く場所とさらに書いた後の作品を置く場所も必要ですので場所の確保が一仕事となります。
そして書道、習字、といえば墨汁汚れ。墨汁が壁などについてしまうと落とせないこともあります。
書き初めに取り組む前に新聞紙等で保護することにまた一手間。
ご家族に小さな下のお子さんがいたら尚更、このハードルは高くなると思います。
そして準備をしてやっとの思いで始めても、
本人の気持ちが乗らなかったり、
お子さんの姿勢が気になったり、
墨がにじんでしまったり…
文字をきれいに書く以前のハードルがあることも。
何枚書けばゴールできるのか見えないというのも悩みの一つ。
ここだけ惜しいからもう1枚書いてみよう!と言ってもう1枚で完成することは実はあまりありません。
やっと調子がでてきたと思ったら書き初め用紙が足りなくなってしまった(泣)買ってくるまで休憩!そして休憩の間に本人のやる気がダウン…
「もう面倒くさいから学校からもらった用紙3枚だけ書けばいい」となっても仕方ないかもしれません。
(…でもどうかこうは思わないでほしい!)
そしてついに本文を書き上げたのに仕上げの名前書きを失敗することもあります。この時の無念と言ったら…
書き初めの悲しいあるあるを並べてみました。
これでは親子ともに疲れてせっかくの書き初めが嫌な思い出になってしまうかもしれません。
毎年開催している「冬休み一日書き初め教室」で何十人分の書き初めを手伝っている私でも、自分の子どもの書き初めは気が億劫になったりします。親子だからこその難しさもありますよね。
そんな色々な意味で一大イベントの書き初めですが、
そして「きれいに、楽しく、そして自信につながる」書き初めにしてほしいと思います。
Youtubeに各学年課題の書き初めの書き方動画をアップしました!
動画で実際に書く様子を見ると、筆を動かす速度や文字の流れを実感できます。
そして「いつ」「何を」気をつけると良いかがわかるので「な〜んだ、そうなんだ!」と簡単に去年よりもきれいに仕上げることができるかもしれません。
ぜひ!
今年はきれいに、楽しく書き初めに取り組んで
自信につながるイベントにしていただきたいと願っています!皆さん頑張りましょう!
3年生「お正月」
4年生「美しい空」
5年生「初日の出」
6年生「夢の実現」
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