子どもの字が上手になる簡単な魔法

こんにちは。香墨書道教室の川鍋薫です。

3学期が始まり、お稽古に来た小学生が「学校で書き初めしたよ~」と報告してくれました。
お子さんの今年の書き初めはどんな感じだったでしょうか^^

昨日、小2のお子さんを持つママからメルマガにこんな返信をもらいました。

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先生、本年もどうぞよろしくお願いいたします!
Youtubeがたくさんの方に届いて良かったですね!おめでとうございます!

今日から新学期が始まり、宿題の硬筆を持っていったのですが、お手本のトメハライなどの丸や折り線を見て担任の先生が「頑張って取りくんだんだね!いいね!」と声をかけてくれたそうです。

意識する場所がわかるだけでぐんと文字が美しくなり、本人も満足そうで、私もうれしかったです。ありがとうございます!
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年末に紹介した「小学1・2年生の硬筆(鉛筆)書き初めがきれいに書ける3つのコツ」を実践してくださったようで、嬉しい経験につながったと知れて嬉しかったです^^

そのコツはこちら


この硬筆書き初めのコツは、「子どもが気をつけること」ではなく「大人が環境を整える」内容になっています。

子どもの書き初めや字を見ると、どうしてもできていない部分に目がいってそこを直そうとしてしまいがちなのですが、子どもにとっては「できていない」んじゃなくて「今のベスト」なんですよね。

子どもの字の仕上がりにはいくつかの要素が掛け合わされていて、

まず「環境」×

一人一人の「知識」×「技術」×「経験値」×

当日の「コンディション1(体調)」×「コンディション2(気持ち)」×

本人の「モチベーション」×

「体力」×「身体機能」×「知能」

=今のその子のベスト

こんな感じだと思っています。


なので、一つ一つの要素のレベルが上がるほど掛け算の合計(その日のベスト)も大きくなるわけですが、「環境」以外の要素はその場ですぐに、または意図的に数字を上げられるものではないんです。

だから、できていない部分を直そうと声をかけても本人の技術が低かったり、年齢が低く鉛筆を動かす指の身体機能が未成熟だと掛け算の合計が大きくならないので「いくら言ってもできない」と感じたりします。

またほとんどの要素が本人の無意識の部分なので、「丁寧に書こう」という意識だけで字を変化させられる割合も実は少ないかも知れません。

というわけで、小学1・2年生の書き初めのコツは効果の大きい「大人が環境を整える」内容になっています。

「書道教室で書いた字はすごくきれい。先生の魔法がかかってるんでしょうか?」と言われたことがありますが、これも環境の要因が大きいのだと思います。


「環境」は、唯一すぐ、意図的に上げられる要素。お家でも簡単にできることばかりです。

例えば、
・集中できる場所を用意 +1
・硬筆用の下敷きを使う +1
・鉛筆の芯を削った後に研ぐ +1

紹介した3つのコツ
・お手本の払う線に丸をつける +1
・お手本の中心に線を引く +1
・お手本を折ってすぐ隣に置く +1

これだけでもう「環境+6」なので、仕上がりも6倍、という感じです^^


あとはガミガミ注意してしまってコンディションやモチベーションの数字をマイナスにしないようにだけ注意ですね(笑)

こうして、書き初めを通して子どもの中に
・書き初め上手に書けた!
・先生に頑張ったねと褒められた
・ママも嬉しそうだった

という「経験値」が「+1」になると、この増えた経験値はこれから字を書くときにいつも掛け算に加わっていきます。

そう思うと、字を書くのがちょっと楽しみになりますよね。
年に一度の書き初めが、こんな経験値を増やす機会になるといいなと思っています。



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【香墨(かすみ)書道教室】

自分の字が宝物になる!東京都大田区の書道教室。

お稽古は月1回〜、書道用品は貸し出しで手ぶらで通うことができるので、忙しくても続けられると地域の小・中学生に人気です。

(公財)日本武道館に教室登録し、学習指導要領に沿ったクセのないきれいな字の書き方を学ぶことができます。

【講師プロフィール】

川鍋 薫  Kawanabe kaoru

1982年神奈川県川崎市出身。東京都大田区在住。

夫と3人の子ども(高校生長男、中学生次男、小学生末っ娘)5人家族+ミニチュアダックス1匹暮らし。

書道との出会いは小学生の時。

両親の勧めで近所の書道教室に通い、字がきれいと褒められる嬉しさを知り

大人になってからも書道を習っていて良かったと思う場面が多くありました。

夫と結婚して今後の生き方について考えた時、

「子どもにおかえりと言える暮らしをしたい」

「自分の得意なことを活かして働きたい」と思い、書道教室を開くという夢を持ちます。

そして会社勤めを続けながら、日本教育書道芸術院に通い師範免許を取得。

その後、子育てに専念するため6年半勤めた信用金庫を退職。

10年間専業主婦として家事と3人の子育てに専念する生活を経て

2018年 自宅で香墨(かすみ)書道教室を開塾します。

子どものお友達から口コミが広がり、これまで150人以上の生徒を指導しています。

「ここに来ると落ち着く」「習い事の中でお習字が一番好き」と言ってくれる子も多く、

手ぶらで通えること、お稽古の回数が月一回から選べることも好評で

「通いやすい」「他の習い事が忙しくても続けられる」と最近は中学生・高校生の生徒も増えています。

2022年 「左利きに優しい書道教室」として日テレZip!で紹介されました。

この先、日常で字を書く機会はますます減り、もしかしたら字をきれいに書く必要はなくなるかもしれません。

ですが、ゆっくりと自分の字と向き合い、

小さな上達を一つ一つ積み重ねる時間は

将来にわたって子どもを支える自信を育てることだと思っています。

最近では、小学校のサマースクール、書き初め授業の指導、オンライン学童の講師など依頼をいただくことも増え

親子体験教室・硬筆オンラインレッスン・出張教室(武蔵小杉)などイベントも定期的に開催しています。