こんにちは。香墨書道教室の川鍋薫です。
新しく始まった朝ドラ「おむすび」で、橋本環奈ちゃん演じる主人公結(むすび)ちゃんが高校の書道部に入部しました。
書道のシーンも多くて、
「字は記号ではなく、思いが込められていること」
「字を書く時の気持ちが大切なこと」
を伝えてくれていて、すごく嬉しいなと思いました。
字って、書く人の心と繋がってるんですよね。
そんな朝ドラを見て「響く」という漢字の成り立ちを思い出したので、ちょっとご紹介したいと思います。^^
「響」という漢字の成り立ちは、「形声」という種類で
「形」と「意味」が合わさってできています。
上の「郷」は食事の様子を表した「形」で、
食べ物が乗った器を挟んで、二人が座り、
向かい合って宴会をしている様子を表しています。
そして「音」という字は
「二人が向かい合って共鳴する」という「意味」を表しています。
こうして「響」と言う字を見てみると、
楽しそうに食事をする食器の音や、二人の会話
その宴で共鳴している「気持ち」も「音」として表しているようで
「響」という字のイメージが膨らみませんか^^
私がこの「響」の成り立ちを知った時、
食事のたびに子どもの食べ方を注意してばかりで
嫌な気持ちを響かせていたことに気づいて、
家族でホッと安心できるあたたかい気持ちを共鳴したいと
心から願ったことを覚えています。
マナーも大切ですが、その前に
「どんな気持ちで食事を共にしたいか」を忘れてはいけないですね。
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【香墨(かすみ)書道教室】
自分の字が宝物になる!東京都大田区の書道教室。
お稽古は月1回〜、書道用品は貸し出しで手ぶらで通うことができるので、忙しくても続けられると地域の小・中学生に人気です。
(公財)日本武道館に教室登録し、学習指導要領に沿ったクセのないきれいな字の書き方を学ぶことができます。
【講師プロフィール】
川鍋 薫 Kawanabe kaoru
1982年神奈川県川崎市出身。東京都大田区在住。
夫と3人の子ども(高校生長男、中学生次男、小学生末っ娘)5人家族+ミニチュアダックス1匹暮らし。
書道との出会いは小学生の時。
両親の勧めで近所の書道教室に通い、字がきれいと褒められる嬉しさを知り
大人になってからも書道を習っていて良かったと思う場面が多くありました。
夫と結婚して今後の生き方について考えた時、
「子どもにおかえりと言える暮らしをしたい」
「自分の得意なことを活かして働きたい」と思い、書道教室を開くという夢を持ちます。
そして会社勤めを続けながら、日本教育書道芸術院に通い師範免許を取得。
その後、子育てに専念するため6年半勤めた信用金庫を退職。
10年間専業主婦として家事と3人の子育てに専念する生活を経て
2018年 自宅で香墨(かすみ)書道教室を開塾します。
子どものお友達から口コミが広がり、これまで150人以上の生徒を指導しています。
「ここに来ると落ち着く」「習い事の中でお習字が一番好き」と言ってくれる子も多く、
手ぶらで通えること、お稽古の回数が月一回から選べることも好評で
「通いやすい」「他の習い事が忙しくても続けられる」と最近は中学生・高校生の生徒も増えています。
2022年 「左利きに優しい書道教室」として日テレZip!で紹介されました。
この先、日常で字を書く機会はますます減り、もしかしたら字をきれいに書く必要はなくなるかもしれません。
ですが、ゆっくりと自分の字と向き合い、
小さな上達を一つ一つ積み重ねる時間は
将来にわたって子どもを支える自信を育てることだと思っています。
最近では、小学校のサマースクール、書き初め授業の指導、オンライン学童の講師など依頼をいただくことも増え
親子体験教室・硬筆オンラインレッスン・出張教室(武蔵小杉)などイベントも定期的に開催しています。