左利きのお子さんが書道を始める時、
「右手に矯正した方が良いですか?」と質問されることがあります。
字は右手で書いた方が良い、と聞いたことがある方も多いかもしれません。
結論から申し上げると、右手の方が字を書きやすいことは間違いないと思います。
文字は左上から右下に書き進めることが基本となっていて、左手で書く場合は自分の手で書いた線を隠してしまいます。美しい文字を書くためには自分の書いた線を見てバランスをとっていくことが重要なので、書いた線が見えにくいことはハンデと言えるかもしれません。
また左手で毛筆を持つと、筆軸の角度が右手で持った場合と反対になります。筆の進む方向に対して毛の向きが逆立つような形になり、筆の扱いが難しいこともあります。
とにかく整った文字を書くことを目標にしたい場合は、右手で書くように矯正することが望ましいかもしれません。
字は一生の持ち物と言われ、きれいな文字は一生の財産です。
ですが書道教室を始めて生徒たちとお稽古をする中で思いました。整ったきれいな文字だけではなく、文字を書いて楽しい気持ちになったり、自分の字を好きだと感じて自信に繋がるような、手書きの文字の価値を知っていることが本当の一生の財産なのではないかと。
香墨書道教室ではそんな「自信をくれるきれいな自分らしい字」を一生の宝物にしてもらうことを目標にしてお稽古を行なっています。
左利きの場合、本人と保護者の方に左手で文字を書くハンデをお伝えしたうえで右手に矯正するか、左手でお稽古をするか希望を伺います。左手でお稽古を受けられたい場合は、講師の私も左手で筆を持って書きやすい方法の指導を行っています。
一生の宝物は、左手でも大丈夫と感じられる安心感の中で、楽しく字を書いていくことでしか育てられないと考えているからです。
現在教室には左利きのままお稽古をしている生徒が4人います。
教室に通う前からご家庭で右手で書くよう練習している生徒が2人です。
左利きの子は右脳が発達しているとか、芸術性が高いと聞きますが、実際に見ていると文字を書くセンスが良いと感じることが多いです。
毛筆や小筆の扱いに苦戦する面もありますが、それぞれが試行錯誤して着実に上達しています。どうしても左利きでの筆遣いが難しいときは一度右手で書いてみる、という練習方法を編み出した子もいます。
教室はたくさん実験したり、失敗するための場所です。
左手では字を書くのが難しい…なんてハンデを気にすることはありません。
自分の良いところを存分に伸ばして「きれいな自分らしい字」を育ててほしいと思います。
左利きの子が字を伸ばすためにハンデを感じない環境を整えることは大切です。左利きで練習しやすいようにデザインしたオリジナルのひらがなドリルがあります。ぜひチェックしてみてください。
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「書道教室の先生が書いたお手本 × 3つのポイント」で一生もののきれいな書き方が身につく!
お子さんの自信につながるひらがな練習、お家で始めてみませんか?
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【香墨(かすみ)書道教室】
自分の字が宝物になる!東京都大田区の書道教室。
お稽古は月1回〜、書道用品は貸し出しで手ぶらで通うことができるので、忙しくても続けられると地域の小・中学生に人気です。
(公財)日本武道館に教室登録し、学習指導要領に沿ったクセのないきれいな字の書き方を学ぶことができます。
【講師プロフィール】
川鍋 薫 Kawanabe kaoru
1982年神奈川県川崎市出身。東京都大田区在住。
夫と3人の子ども(高校生長男、中学生次男、小学生末っ娘)5人家族+ミニチュアダックス1匹暮らし。
書道との出会いは小学生の時。
両親の勧めで近所の書道教室に通い、字がきれいと褒められる嬉しさを知り
大人になってからも書道を習っていて良かったと思う場面が多くありました。
夫と結婚して今後の生き方について考えた時、
「子どもにおかえりと言える暮らしをしたい」
「自分の得意なことを活かして働きたい」と思い、書道教室を開くという夢を持ちます。
そして会社勤めを続けながら、日本教育書道芸術院に通い師範免許を取得。
その後、子育てに専念するため6年半勤めた信用金庫を退職。
10年間専業主婦として家事と3人の子育てに専念する生活を経て
2018年 自宅で香墨(かすみ)書道教室を開塾します。
子どものお友達から口コミが広がり、これまで150人以上の生徒を指導しています。
「ここに来ると落ち着く」「習い事の中でお習字が一番好き」と言ってくれる子も多く、
手ぶらで通えること、お稽古の回数が月一回から選べることも好評で
「通いやすい」「他の習い事が忙しくても続けられる」と最近は中学生・高校生の生徒も増えています。
2022年 「左利きに優しい書道教室」として日テレZip!で紹介されました。
この先、日常で字を書く機会はますます減り、もしかしたら字をきれいに書く必要はなくなるかもしれません。
ですが、ゆっくりと自分の字と向き合い、
小さな上達を一つ一つ積み重ねる時間は
将来にわたって子どもを支える自信を育てることだと思っています。
最近では、小学校のサマースクール、書き初め授業の指導、オンライン学童の講師など依頼をいただくことも増え
親子体験教室・硬筆オンラインレッスン・出張教室(武蔵小杉)などイベントも定期的に開催しています。