​小1男子|字を丁寧に書いてほしい時に知っておきたいこと

​小1男子|字を丁寧に書いてほしい時に知っておきたいこと

東京都大田区にある香墨(かすみ)書道教室です。

今月、小1の男の子が入会体験に来てくれました。
お母さんからは「いつも字が雑で丁寧に書くことを覚えてほしいので、硬筆の練習をしたい」とのお話がありました。


小学校に入学すると、毎日の漢字ドリルの宿題や、テスト、連絡帳など、字を書く機会が一気に増えて、お子さんの字が気になることも増えてきますよね。

宿題を見ながら「ここはこう書くんだよ」「書き順が違うよ」と声をかけるうちに、だんだん雲行きが怪しくなり、喧嘩になってしまうことはありませんか?

教室の掲示物で他の子の上手な字を見たり、友達はドリルに花丸をもらっていると聞いて「うちの子、大丈夫かな…」と不安になることもあるかもしれません。

字の雑さはやる気や性格のせいではありません

字の問題って、「集中できない」「落ち着きがない」といった「やる気や性格の問題」と捉えやすい面があります。

でも実はそうではなくて、どの子もまだ丁寧な書き方を知らない」と言うことがほとんどです。

一度「こうすれば丁寧に書けるんだ!」という感覚が分かると、字を書くことが楽しくなり、一気に字が上手になることが多いです。

そして、丁寧に書く感覚をわかりやすく感じられるのがお習字なんです。

丁寧な書き方は、「筆」で身に付く

「いつも字が雑で・・」というお習字初体験の小1男の子。基本の「きれいな線を一本書く」練習をしました。

ピンと整えた筆先を半紙に置いて、腕をスーッと動かす。
線の最後では、筆の根本から順に持ち上げ、筆先が半紙から離れる瞬間までその目を離しませんでした。

この瞬間、確かに “字を丁寧に書く感覚” を感じてくれたと思いました。

「今の、すごくよかったね」と声をかけると、嬉しそうに「もう一回書く!」と、その後もたくさん筆を走らせて帰ってくれました。

その様子を思わず撮った動画がこちらです。


普段の字を丁寧に書いてほしいと思うと、硬筆(鉛筆)の練習をした方が良いと思う方が多いと思いますが、鉛筆だけでこの感覚を知ることは難しいです。

毛筆という動きのある道具で、大きく文字を書くからこそ、細かい部分にも意識を向けることができ、丁寧に書く感覚が身についていきます。

そして、この丁寧に書く感覚は、自然と普段鉛筆で字を書くときにも発揮されるようになります。


本当の字を知らない今の子どもたち

今の子どもたちが目にするほとんどの文字は、本やテレビ、タブレットや広告などのフォント文字に囲まれています。

フォント文字は、止め・はね・はらいといった字の細部がわかりづらかったり、字の形そのものもデザインで変わっていることがあります。

その影響で、はらう線を書けない子や、本来と違う形のひらがなを書いている子が少なくありません。


書道教室の環境で身に付くこと

書道教室に通うと、先生が書いたきれいな手書きのお手本を日常的に目にする機会ができます。

フォント文字とは違い、本来の字の形や、線の長さやはらう方向といった細部まで正しく見て知ることができます。

お子さんによっては、手書きのお手本を見るだけで書く字が変わることもあるんです。それほど、目に入る文字の質は大切です。


今は日常生活で、筆で字を書く機会はほとんどありません。それでも、筆で書かれた文字を見て学び、細部を意識して書く経験を積み重ねることは、結果として日常の字にも表れてきます。

だからこそ今の子どもたちにも、筆で字を書くことにぜひ親しんでもらいたいです。


近くに書道教室がない方へ

でも「書道教室に通わせたいけれど、近くにない」「今は通うのが難しい」という方には、手書きのきれいなお手本を見ながら書道教室と同じ練習ができるひらがなドリルを販売しています。

ひらがなは大人の方でも、意外ときれいに書けない・・という声も多いので、年齢に関わらずご家族でご利用いただけたら嬉しいと思っています。


ひらがなドリルご購入はこちらから
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【香墨(かすみ)書道教室】

自分の字が好きになる!東京都大田区の書道教室。

お稽古は月1回〜、書道用品は貸し出しで手ぶらで通うことができるので、忙しくても続けられると地域の小・中学生に人気です。

(公財)日本武道館に教室登録し、学習指導要領に沿ったクセのないきれいな字の書き方を学ぶことができます。

【講師プロフィール】

川鍋 薫  Kawanabe kaoru

1982年神奈川県川崎市出身。東京都大田区在住。

夫と3人の子ども(高校生長男、中学生次男、小学生末っ娘)5人家族+ミニチュアダックス1匹暮らし。

書道との出会いは小学生の時。

両親の勧めで近所の書道教室に通い、字がきれいと褒められる嬉しさを知り

大人になってからも書道を習っていて良かったと思う場面が多くありました。

夫と結婚して今後の生き方について考えた時、

「子どもにおかえりと言える暮らしをしたい」

「自分の得意なことを活かして働きたい」と思い、書道教室を開くという夢を持ちます。

そして会社勤めを続けながら、日本教育書道芸術院に通い師範免許を取得。

その後、子育てに専念するため6年半勤めた信用金庫を退職。

10年間専業主婦として家事と3人の子育てに専念する生活を経て

2018年 自宅で香墨(かすみ)書道教室を開塾します。

子どものお友達から口コミが広がり、これまで150人以上の生徒を指導しています。

「ここに来ると落ち着く」「習い事の中でお習字が一番好き」と言ってくれる子も多く、

手ぶらで通えること、お稽古の回数が月一回から選べることも好評で

「通いやすい」「他の習い事が忙しくても続けられる」と最近は中学生・高校生の生徒も増えています。

2022年 「左利きに優しい書道教室」として日テレZip!で紹介されました。

この先、日常で字を書く機会はますます減り、もしかしたら字をきれいに書く必要はなくなるかもしれません。

ですが、ゆっくりと自分の字と向き合い、

小さな上達を一つ一つ積み重ねる時間は

将来にわたって子どもを支える自信を育てることだと思っています。

最近では、小学校のサマースクール、書き初め授業の指導、オンライン学童の講師など依頼をいただくことも増え

親子体験教室・硬筆オンラインレッスン・出張教室(武蔵小杉)などイベントも定期的に開催しています。