中学3年生、続けてきた先に任されたこと

中学3年生、続けてきた先に任されたこと

大田区にある香墨(かすみ)書道教室です。今月、卒業を控えた中学3年生の生徒が、PTAから垂れ幕の文字を書くことを依頼されました。

入学式などで体育館に飾られる、赤白の大きな垂れ幕。卒業生から学校への贈呈品です。

そこに書くのは、「令和七年度卒業生一同」という言葉。

そんな大切な一枚を、教室で書かせてもらえないかとご連絡をいただき、一緒に取り組むことになりました。


私自身も布に書くのは初めてだったため、布専用の墨汁を用意し、事前に布に書く感覚や気をつける点を確かめました。

大きな垂れ幕に文字を書くのは、いつもの半紙とは違い、書く感覚も文字の大きさもまったく異なります。

やり直しのきかない一枚だからこそ、準備から本番まで、一緒に丁寧に進めていきました。

まずは、練習用の布を用意し、布の書き心地を確かめながら感覚を掴んでいきます。

次に下書き。文字の大きさや配置を確認しながら、位置を決め鉛筆で印をつけていきます。

そして本番。
緊張しながらも、一画一画集中して書き進め、無事に仕上げることができました。

初めてのことで思っていたよりも時間がかかり、完成まで3時間ほどかかりました。
書き終えたあとの、彼のほっとした表情が印象に残っています。


この文字がこれからも学校に残り、節目のたびに多くの人の目に触れることを思うと、誇らしい気持ちになります。

小学1年生から続けてきた書道。この春、彼も教室を卒業します。

長く続けてきたその先に、このような機会に恵まれたこと、そしてその時間に立ち会えたことを、嬉しく、ありがたく感じています。

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【入会に関するお知らせ】

おかげさまで、現在は定員が近づいているため、新規入会のお申し込みを一時休止しております。

再開する際にはまたホームページにてお知らせさせていただきます。

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【香墨(かすみ)書道教室】

自分の字が宝物になる!東京都大田区の書道教室。

お稽古は月1回〜、書道用品は貸し出しで手ぶらで通うことができるので、忙しくても続けられると地域の小・中学生に人気です。

(公財)日本武道館に教室登録し、学習指導要領に沿ったクセのないきれいな字の書き方を学ぶことができます。

【講師プロフィール】

川鍋 薫  Kawanabe kaoru

1982年神奈川県川崎市出身。東京都大田区在住。

夫と3人の子ども(高校生長男、中学生次男、小学生末っ娘)5人家族+ミニチュアダックス1匹暮らし。

書道との出会いは小学生の時。

両親の勧めで近所の書道教室に通い、字がきれいと褒められる嬉しさを知り

大人になってからも書道を習っていて良かったと思う場面が多くありました。

夫と結婚して今後の生き方について考えた時、

「子どもにおかえりと言える暮らしをしたい」

「自分の得意なことを活かして働きたい」と思い、書道教室を開くという夢を持ちます。

そして会社勤めを続けながら、日本教育書道芸術院に通い師範免許を取得。

その後、子育てに専念するため6年半勤めた信用金庫を退職。

10年間専業主婦として家事と3人の子育てに専念する生活を経て

2018年 自宅で香墨(かすみ)書道教室を開塾します。

子どものお友達から口コミが広がり、これまで200人以上の生徒を指導しています。

「ここに来ると落ち着く」「習い事の中でお習字が一番好き」と言ってくれる子も多く、

手ぶらで通えること、お稽古の回数が月一回から選べることも好評で

「通いやすい」「他の習い事が忙しくても続けられる」と最近は中学生・高校生の生徒も増えています。

2022年 「左利きに優しい書道教室」として日テレZip!で紹介されました。

この先、日常で字を書く機会はますます減り、もしかしたら字をきれいに書く必要はなくなるかもしれません。

ですが、ゆっくりと自分の字と向き合い、

小さな上達を一つ一つ積み重ねる時間は

将来にわたって子どもを支える自信を育てることだと思っています。

最近では、小学校のサマースクール、書き初め授業の指導、オンライン学童の講師など依頼をいただくことも増え、親子体験教室・出張教室などイベントも定期的に開催しています。