結果より大事なこと〜書き初めで子どもが落ちこんでいたら〜

こんにちは。川鍋薫です。

昨日のお稽古に来た生徒さんが 「学校の書き初めの代表に選ばれたよ~!」と嬉しい報告をしてくれました。

娘が通う小学校の6年生の代表2名には、どちらもうちの教室の生徒さんが選ばれたそうです。

代表作品を集めた書き初め展が今から楽しみです^^


結果より大事なこと

反対に、代表に選ばれなかった子たちの中には、「選ばれないからダメだった」と落ち込んだり、

「最初から諦めてた」と平気なふりをしている子もいます。


でも、書き初めの代表の決め方は学校によって様々。

生徒の多数決だったり、担任の先生の好みだったり、 「去年代表に選ばれていない人」という条件がついたり。

つまり、自分ではコントロールできないとても曖昧なもの。

結果の一つではあるけれど、そんなものに自分の価値を左右される必要はありません。


それよりも大切なのは、 「自分はどう感じたのか」と言う気持ちです。

書き初めに取り組んで、 「結構上手く書けた」と思えたのか、 「全然上手くいかなかった」と感じたのか。

選ばれて嬉しいのか、選ばれなくて悔しいのか。


自分がどう感じたか、嘘なくちゃんと感じること。

それ書き初めに取り組んだ後に一番大切なことだと思うんです。



どう感じたか?を聞いてみる


私は、学校の書き初め大会が終わった後「書き初めどうだった?」と声をかけるのですが、みんな最初は結果を教えてくれるんです。

「代表に選ばれたよ!」とか、「全然ダメだった~」とか。


そこでさらに、「自分ではどう感じたの?」と聞いてみます。

すると、いろんな反応が返ってきます。

「練習したのに全然上手く書けなかった」と悔しそうな顔をする子もいれば、

「結構上手く書けて、クラスのベスト5までは行けた」と嬉しそうな子も。

中には「先生に褒められた!」と誇らしげに話す子もいます。


そのどれもが、大切な感情だなと思います。

結果とは別に、自分が感じたことを受け止めること。 それが次のステップに繋がっていくと感じています。

書き初めをきっかけに、自分の感覚を大切にする習慣を少しずつ身につけてくれたら嬉しいなと思います。


_____________________

書道教室からのお知らせや、子育ての暮らしをメールマガジンで毎日配信しています。

ご興味のある方はぜひこちらからご登録ください。

登録していただいた方には、書道教室の先生が書いた「ひらがなお手本表」をプレゼントしています。

↓  ↓  ↓

_____________________

【香墨(かすみ)書道教室】

自分の字が宝物になる!東京都大田区の書道教室。

お稽古は月1回〜、書道用品は貸し出しで手ぶらで通うことができるので、忙しくても続けられると地域の小・中学生に人気です。

(公財)日本武道館に教室登録し、学習指導要領に沿ったクセのないきれいな字の書き方を学ぶことができます。

【講師プロフィール】

川鍋 薫  Kawanabe kaoru

1982年神奈川県川崎市出身。東京都大田区在住。

夫と3人の子ども(高校生長男、中学生次男、小学生末っ娘)5人家族+ミニチュアダックス1匹暮らし。

書道との出会いは小学生の時。

両親の勧めで近所の書道教室に通い、字がきれいと褒められる嬉しさを知り

大人になってからも書道を習っていて良かったと思う場面が多くありました。

夫と結婚して今後の生き方について考えた時、

「子どもにおかえりと言える暮らしをしたい」

「自分の得意なことを活かして働きたい」と思い、書道教室を開くという夢を持ちます。

そして会社勤めを続けながら、日本教育書道芸術院に通い師範免許を取得。

その後、子育てに専念するため6年半勤めた信用金庫を退職。

10年間専業主婦として家事と3人の子育てに専念する生活を経て

2018年 自宅で香墨(かすみ)書道教室を開塾します。

子どものお友達から口コミが広がり、これまで150人以上の生徒を指導しています。

「ここに来ると落ち着く」「習い事の中でお習字が一番好き」と言ってくれる子も多く、

手ぶらで通えること、お稽古の回数が月一回から選べることも好評で

「通いやすい」「他の習い事が忙しくても続けられる」と最近は中学生・高校生の生徒も増えています。

2022年 「左利きに優しい書道教室」として日テレZip!で紹介されました。

この先、日常で字を書く機会はますます減り、もしかしたら字をきれいに書く必要はなくなるかもしれません。

ですが、ゆっくりと自分の字と向き合い、

小さな上達を一つ一つ積み重ねる時間は

将来にわたって子どもを支える自信を育てることだと思っています。

最近では、小学校のサマースクール、書き初め授業の指導、オンライン学童の講師など依頼をいただくことも増え

親子体験教室・硬筆オンラインレッスン・出張教室(武蔵小杉)などイベントも定期的に開催しています。