この夏、初めて靖国神社を訪れました。
参拝のあと敷地内にある資料館へ立ち寄ってみると、展示物の中にあるたくさんの文字に目を奪われました。
詠まれた和歌、声明文の記録、家族への手紙・遺書など・・たくさんの文字に託された当時の人たちの想いも大切に保管されているようでした。
ですがそこにあったのは、同じ日本語のはずなのに、見たことがなく読めない文字や、今とは違う言葉づかいの山でした。
そのため80年ほど前の戦中に書かれた手紙であっても、内容はなんとなくわかっても、書いた人の想いが感覚的に入ってこない。同じ日本人なのにまるでそうでないような、大きな隔たりのようなものを感じたんです。
そしてその隔たりをなんとか埋めたい気持ちになって、私は長らく手をつけられずにいた「かな書道」の練習を始めることにしました。
かな書道とは、平安時代に貴族社会で発展した日本独自のひらがなを使って和歌や手紙を書く手法です。現代で取り組んでいる方も多く、私も師範免許取得の際に少しだけ学びました。
資料館の和歌や手紙の文末でも多く使われていた「〜けり」や「〜かな」という言葉尻であったり、今では使われていない旧字体、例えばひらがなを漢字で書いたり、文字を繋げて書く特徴があります。
でもこれが馴染みがなくてなかなか難しいんですよね。さらに頑張っても実生活では使わないことも取り組む気持ちになれなかった理由でした。
ついに今回のきっかけがあり、まずは手軽に独学から学びたいと思っていたら、いつも教室でお世話になっている日本武道館の月刊誌に「仮名入門」という課題がありました!
少ない文字数で一字づつ基本から学べて、私のような初心者にぴったりの課題です✨
今月8月号では「みわたせば」という5文字では
み→三
わ
た→多
せ
ば→濁点なし
と書きました。いつも使っている文字と全然違うということが面白いですし、字の見方が広がる感じがしますね。
今はまだ文字の違いや書き方を知識として学んでいる状態ですが、これから毎月取り組みながら自分の感覚として身につけていきたいと思っています。
また今回はかな用に弘法堂の薫風という筆を新調しました。とても書きやすかったです!
もし大人の方で「私もかな書道やってみたい」という方がいたらお知らせください。ぜひ一緒に練習していきましょう^^
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「書道教室の先生が書いたお手本 × 3つのポイント」で一生もののきれいな書き方が身につく!
お子さんの自信につながるひらがな練習、お家で始めてみませんか?
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【香墨(かすみ)書道教室】
自分の字が宝物になる!東京都大田区の書道教室。
お稽古は月1回〜、書道用品は貸し出しで手ぶらで通うことができるので、忙しくても続けられると地域の小・中学生に人気です。
(公財)日本武道館に教室登録し、学習指導要領に沿ったクセのないきれいな字の書き方を学ぶことができます。
【講師プロフィール】
川鍋 薫 Kawanabe kaoru
1982年神奈川県川崎市出身。東京都大田区在住。
夫と3人の子ども(高校生長男、中学生次男、小学生末っ娘)5人家族+ミニチュアダックス1匹暮らし。
書道との出会いは小学生の時。
両親の勧めで近所の書道教室に通い、字がきれいと褒められる嬉しさを知り
大人になってからも書道を習っていて良かったと思う場面が多くありました。
夫と結婚して今後の生き方について考えた時、
「子どもにおかえりと言える暮らしをしたい」
「自分の得意なことを活かして働きたい」と思い、書道教室を開くという夢を持ちます。
そして会社勤めを続けながら、日本教育書道芸術院に通い師範免許を取得。
その後、子育てに専念するため6年半勤めた信用金庫を退職。
10年間専業主婦として家事と3人の子育てに専念する生活を経て
2018年 自宅で香墨(かすみ)書道教室を開塾します。
子どものお友達から口コミが広がり、これまで150人以上の生徒を指導しています。
「ここに来ると落ち着く」「習い事の中でお習字が一番好き」と言ってくれる子も多く、
手ぶらで通えること、お稽古の回数が月一回から選べることも好評で
「通いやすい」「他の習い事が忙しくても続けられる」と最近は中学生・高校生の生徒も増えています。
2022年 「左利きに優しい書道教室」として日テレZip!で紹介されました。
この先、日常で字を書く機会はますます減り、もしかしたら字をきれいに書く必要はなくなるかもしれません。
ですが、ゆっくりと自分の字と向き合い、
小さな上達を一つ一つ積み重ねる時間は
将来にわたって子どもを支える自信を育てることだと思っています。
最近では、小学校のサマースクール、書き初め授業の指導、オンライン学童の講師など依頼をいただくことも増え、親子体験教室・出張教室などイベントも定期的に開催しています。