こんにちは
香墨書道教室の川鍋薫です。
今日は2022年12月30日。冬晴れの静かな朝
12月最終週は連日冬休みの書き初め教室を行っていて、昨日仕事納めとなりました。
今年は毛筆・硬筆合わせて50人の書き初めをサポート中!
毎年の書き初めは子どもたちの成長の定点観測のようで大好きな時間です。
仕上げた作品の出来もちろんですが、それまでの過程にこそ一人一人の成長が詰まっていて
同じ90分の書き初め教室でも
3・4年生の頃は作品を1枚形にするための時間だったものが
5・6年生になると早々に形にした後、より細部に目を向けて完成度を上げていく時間になります。
そして書き初めの前の、普段のお稽古で一人一人がそれぞれ積み上げてきたものも大切で
それは
筆につけるちょうど良い墨量を感覚として身につけるような
本当に小さなことから始まって
並行して
細い線や太い線の練習をしながら
自分の手と筆が馴染ませて
いろいろな字を書きながら多彩な線を習得していき
一つの字の形、言葉の対になる字とのバランス、半紙の中の位置、余白の明るさ、小筆の扱い、自分の名前、、
気が遠くなるくらい、たくさんの要素がありますが
目の前に現れた自分が書いた文字や線を見て
自分の書き方を振り返って
小さなことを一つ一つ、ここを、こうしたい、だから、
次はこうしてみよう。とやってみて
その結果はすぐにまた
目の前の文字や線が教えてくれて
その繰り返し、繰り返し、
それはまるで目に見えない根を伸ばしていく作業で
終わりもなく、とても地味だけど
確実に自分の力で進んでいく最高の時間です。
そんな風に何年も一緒に時間を過ごしてきた子たちが
書き初めの作品として地上に葉を出して見せてくれる瞬間は涙ものです。
どの作品も今の一人一人が現れていて最高でした。
作品を人と比較することに答えはないから、みんな自分の中の小さな手応えを信じて進んでいってほしい。
来年もその時間を大切に過ごしていきたいと思います。
今年も1年間ありがとうございました。
香墨書道教室
川鍋薫
中3・小6・小2 3人の母親 × 書道教室主催 の私が感じる日常のメールマガジンを配信しています。
登録していただくと、きれいな字を練習するには欠かせない手書きのお手本表(PDF)をプレゼントしています。
ご興味のある方はぜひご登録ください。