こんにちは
きれいな自分らしい字は
自信と心の豊かさを育む
香墨書道教室の川鍋薫です。
今月は久しぶりに新規入会の体験レッスンを行いました。
小さな教室のため席のご用意ができなくて
入会を待ってくださっていた親子と
教室でゆっくりと話しながら書道を体験してもらうことができました。
新しい生徒さんと書道と、私と、ママの出会い。
入会前、これからどんな時間を過ごしたいか、確認して約束する大切な時間です。
この教室は、子どもたちにとって家庭・学校以外の第3の場所。
自分らしさを受け入れられながら、
自分の字と向きあう時間を過ごす場所だから
安心してもらえるように色々なお話しをしながら過ごします。
今回の体験レッスンでは、
「最初の1年くらいは遊びにくるくらいのつもりで来てくださいね♪」
と話していました。
教室に通い始めてもうすぐ1年
小学2年生の男の子がいます。
低学年の男の子…といえば、すぐに想像が湧くママも多いと思います。
元気いっぱい、生き物が好き、字を書くのはちょっとめんどくさい!という感じのザ・男の子。
笑顔がとっても可愛いです。
ある日は「クレーンでゲットしたー!」とぬいぐるみを持ってきて見せてくれたり
ある日はおもちゃの剣を持ってきたり
外の猫が気になって窓を開けて外に出てみたり、
くつ下を脱いだり、何枚もの紙にまたがってつながる線路の絵を描いたりして過ごしていました。
筆と墨汁を使ってやりたいのは、半紙を真っ黒に塗りつぶしてくちゃくちゃにすること。
あと鬼とかドラゴンの絵を描くこと。
たまに学校で習った漢字を筆で書いてみたり、
思いつくままに言葉を書いてみる日もありますが
1年間「きれいな字を練習する」ことには興味がなさそうでした(笑)
真っ黒や絵ばかりの半紙を持ち帰って、字を習いに行ってるのに遊んでる、とママは心配していたかもしれません。
時折「このままで大丈夫!」とフォローの連絡をしていました。
ジャッジのない環境に身を置いて
自分が思うように過ごし
そのままを受け入れられていると
自分は自分でいい、の土台が育っていきます。
そこではじめて、外側から左右されない
「やってみたい」「やってみよう」の行動
が自分の中から湧き上がってきます。
この男の子も、1年間の
「自分は自分でいい」を経てはじめて、
今月の1年生のひらがな一文字の課題「て」を書こうという気持ちになりました。
今までたくさん筆を動かして慣れてきた成果がここで発揮されます。
とってもいい線が生まれます。
「ての最後は、シュッと書くと思ってる子が多いけど、実はピタッと止まるんだよ」
というきれいに書くポイントにも一気に取り組んでいきます。
最後を止めるという一見簡単なことも、慣れていない時はみんな苦戦します。
でも、「あーー!またシュッと書いちゃった」と言いながら何度も、何度も書きます。
半紙は何枚でも使っていい、何回でも失敗していい、の教室の環境ベースもここで生きてきます。
「できたー…!!」
そして、成功体験を手に入れます。
そうしたら、面白いんです。みんなそう。
できたら、嬉しくて、またできたことを再現したくなるんです。
この男の子も、その後何枚か「て」を書き続けていました。
字はきれいに書けたほうが良いから、
それを手に入れるために
練習する。
それよりも、
今の自分でいい、からはじめる。
そこから、やってみたいからやる。
うまくいく。
そうするとまた次もやりたくなるんです。
香墨書道教室は、
子どもたちがそんな成長過程をゆっくり見守られながら過ごす
私自身が欲しかった場所です。
私と夫と子ども(中3・小6・小2)の5人家族の暮らしと
書道教室の生徒たちの成長から感じることをメルマガで発信しています。
登録していただくと、ひらがなお手本表のPDFをプレゼントしています。
気になった方はぜひこちらからご登録ください^^ ↓
