香墨書道教室では、この9月から「えんぴつオンラインスクール3ヶ月モニター」という初めての試みを始めました。
オンラインを利用して、忙しい子育て生活の中でも時間や場所にとらわれず、継続して本質的な字の書き方や楽しさを学べるスクールを目指しています。
今回はモニター参加者の方にいただいたアンケート結果からわかった、小学生保護者の皆さんの「字」のお悩みについてどうしたらいいか考えていきたいと思います。
小学生のお子さんをお持ちの方は納得の結果かと思います。
まず、子どもが学校の宿題や連絡帳に書いた文字を見て愕然とします。
小学生になって雑な書き方がすごく目立つようになってきてしまった…
同級生できれいな字を書いている子を見ると、やっぱりいいなと思う。
どうしたら字をきれいに書けるようになるんだろう?
ネットで検索してみると、字をきれいに書くには「ペンの持ち方や姿勢が大切」と一番最初に書いてありました。
やっぱり基本が大切、と思い子どもに正しい持ち方を教えようと試みます。
すると子どもが嫌な顔をします。どうしてそんなことしなくちゃいけないの?
いつもと違う持ち方で変な感じがするし、言われた通り持ってみたけど全然字はきれいに書けない。次に書く時はまた今まで通りの持ち方になります。
なんとか身に付けさせたいと根気よく声をかけますが、声をかけられることが嫌で子供は字を書く姿を私に見せないようになってしまいました…
これは書道教室を始める前の私と長男の姿です!
私も子育ての中で字を教えることの難しさを嫌というほど実感してきました。
きっと同じように悩まれている保護者の方がたくさんいらっしゃると思います。
書道教室の生徒の保護者の方からも、同じ悩みをたくさんお聞きしてきました。
連絡帳の字が読めない、せめて名前だけでもきれいに書いてほしい、何度言っても持ち方が直らない、私自身字が上手じゃないのでどう教えたらいいかわからない、注意すると不機嫌になる、もう私から言うのは諦めました……
本当にお気持ちよくわかります。
けれど書道教室で講師の立場として子どもたちを見てわかったのは、自分の字を「どうでもいい」と心の底から思っている子はいないということ。
私たちの今の生活は、きれいな字を書けるようになるにはあまりにも不利な材料ばかりです。
本来の字の姿が見えないデジタルフォントに囲まれた日常、字を書く機会の減少、はみ出さないようになぞって練習したひらがなドリル…
親も子も、みんなただどうしたらきれいな字を書けるようになるか知らなかっただけなんです。
4年目を迎えた自宅の教室では、生徒たちが上達した自分の字を誇らしげに楽しそうに書く姿があります。
○手書きの文字の美しさを感じること
○本質的な書き方を学ぶこと
○自分の成長と上達を見守られる環境
この三つが揃えば、誰でも自分らしくきれいな字を育てていくことができると私は実感しています。
お子さんは今まで、誰かが書いた字をきれいだと感じる瞬間や、本質的な書き方を知る機会、自分らしい字を認められながら育てていける環境に出会っていなかっただけかもしれません。
子どもたちの「きれいに書けた!」という瞬間の驚きと嬉しさが一緒になった顔が大好きです。
書く度にヨシッと思える自分らしいきれいな字と、そのために取り組んだ時間と楽しい記憶はその人にとってかけがえのない自信になります。
今後も一人でも多くの人に「自信をくれるきれいな自分らしい字」を育てる機会を持っていただけるよう活動していきます。
オンラインスクールモニターでの活動報告もしていきたいと思います^^
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